細胞が気づくとき

昨日は、夜9時からNHKスペシャルを見ました。

人体 ミクロの大冒険 第3回
あなたを守る!
細胞が老いと戦う
これまで老化とは「身体のあらゆる場所が衰えること」とされていたが、
最新の細胞研究は、
免疫細胞の衰えがその根底にあるという事実を明らかにしつつある。
身体を守るはずの免疫システムを指揮するT細胞という免疫細胞は、
思春期の始まりとともに生産がほぼ終わってしまう。
そのため、年齢を重ねるにつれて能力が衰え、
やがて誤作動して自らの組織を攻撃するようになり、
老年病や生活習慣病といった多くの病気を引き起こす原因のひとつとなる。

こうした知見により、
免疫細胞の老化そのものを防ごうとする、
まったく新しい老化研究がはじまっている。
シリーズ最終回となる第3回は、老化研究や再生医療の最先端研究を紹介する。

動脈硬化も血管を免疫細胞が攻撃して、血管を破壊し硬くしてしまう。
なんてことが分かってきたそうです。
では、衰えた免疫細胞の誤作動はどうすりゃいいのさ。
免疫システムは、適度に運動することで、正常に働き、
老化を予防することもできる。
ということらしい。
更に、iPS細胞の研究によって、
免疫システムの指令役であるT細胞を初期化して増殖させ、
再びT細胞に戻して、体内に入れてあげる。
そうすると、元気になったT細胞たちが、
からだの中で、正常に活発に動き出すのだそうです。
これって、究極の若返り?
徐福の探し求めた、不老長寿の仙役?
まあ、不老不死とは行かないまでも、人類の寿命が更に延びそうな予感です。

このお話ってリウマチとも、関係あるんじゃないかな。
免疫細胞を正常な働き方に戻してあげれば、自己免疫疾患と言われるリウマチも、
治るんじゃないのかな。

そして、もう一つ思い出したのが、
今年の1月に発表された研究。
それは、癌細胞を正常細胞に戻してあげる研究です。
http://www.cjrd.tottori-u.ac.jp/seeds_cgi/disp.cgi?data_num=20111219141429
今までの癌治療の考え方だったら、
癌細胞を、どうやっつけるか?
ということだったと思うんです。
ところが、最近の研究では、
元々癌細胞は、私たちの正常な細胞の一つだったのだから、
元に戻してあげられればいいんじゃないの。
ということを研究してるみたいなんだよ。

さて、この癌研究の成果を知って、
私が思ったのは、
ヒーリングや自然療法等で起きる癌の治癒も、
もしかして、同じようなメカニズムが働いていたんじゃないのかということ。
STAP細胞が予見しているように、
ある種のストレスを受けると、細胞は初期化する。
だったら、癌細胞に何らかのストレスが与えられて、
初期化し、元の正常細胞に戻ってしまうということも考えられる。

もしかしたら、癌細胞にストレスを与えたのは、
愛だったのかも知れない。
ストレスというとちょっとネガティブだね。
言い換えれば、
正常化に向かうきっかけですね。

癌細胞に、ある種の正常化に向かうためのきっかけを与えてあげると、
癌細胞も正常細胞に戻ることができる。
そのきっかけは、私たちの愛なのではないか。

そして、癌細胞は、きっと気づいたんだと思う。
「何か、結構辛いこと、やってたよな。」
「ちょっと、間違えてたかな。」
そうして、癌細胞は、元々の姿に戻ったんだと思うんです。
本来の姿を思い出したんだと思うんです。

愛をきっかけにして、
気づきが生まれる。
そして、癒しが起きる。
目覚めが起きる。
そのことが、細胞レベルで、理解されていく時代が、
もう、すぐそばまで、やって来ているように思います。
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