からだの可能性

 TVで、武道研究家の甲野善紀氏のお話を、拝見しました。
 自然な動き、水が流れるような動きを探究されているそうです。

 人間は、なぜ、効率の悪い動きをするのか?
 その答えをちゃんと持っておられる甲野氏に、私は感心し、感動しました。
 
 鍼、マッサージ師の立場からすれば、
 効率の悪い動きこそが、痛みや様々な症状の元となるからです。

 人間は、なぜ、効率の悪い動きをするのか?
 甲野師の答えは、次のようなものでした。

 それは、人間が、それだけ自由度の高い身体を持っているからだ。
 効率の悪い動きも、善い動きも、出来る可能性を、常に孕んだ身体。
 それが人間の身体なんだそうです。

 この考え方を聴いて、私は思いました。
 これまで以上に、かん者さんの身体の可能性を深く信じて、
 新たな可能性を発見して行こう。
 
 光が丘治療院から、
 皆様の健康と幸福を、
 心より、お祈りします。